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乳癌で治療費が払えない時はどうするの?

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ここでは、「乳癌で治療費が払えない時はどうするのか」
についてお話します。

 

乳癌は、様々な年代の女性がかかる病気です。

 

病気になった時に色々な
心配事が頭に浮かぶと思いますが、

 

その一つに治療費は
どれくらいかかるのか、
ということもあるでしょう。

 

治療費は病気と切っても切れない関係です。

 

患者の中には社会人となって
まだ数年で貯金もそれほどない人、

 

子育て真っ盛りで、
教育費などにお金がかかる人

 

すでに退職して貯金を
切り崩して生活している人など、
経済状況は様々です。

 

今回は、乳癌になったけど
治療費が心配なかた、

 

もしかして払えないかもしれないと
不安に思われているかたに向けて
どんな制度があるかについてお話します。

 

決して安くはない乳癌の治療費

 

乳癌は、様々な治療法を
組み合わせて行うことが特徴です。

 

特に診断初年度は、
診断のための検査費用、

 

手術費用、人によっては
手術前からの抗がん剤治療費が必要です。

 

翌年以降も、術式や
乳癌のタイプによっては

 

ホルモン治療費や放射線治療費、
それに伴う諸検査費用が必要となります。

 

治療費関連で悩んだら、
ひとまず相談窓口へ

 

まずは患者相談窓口へ行きましょう。

 

医療ソーシャルワーカーが
病気や経済状況を聞き取って、

 

どんな制度が使えそうか、
その制度はどこの窓口に手続きに
行くとよいかを教えてくれます。

 

医療ソーシャルワーカーほど
整理して教えてもらえないかもしれませんが、

 

加入している生命保険会社の
相談窓口や、健康保険の窓口に相談すれば

 

保険の支払いの対象や金額、
治療費の補助制度について
教えてもらえる可能性があります。

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治療費の支払いの助けとなる制度とは

 

1.高額療養費制度

 

ひと月に支払った医療費が
一定額を超えた場合に、

 

その超えた分に関しては
払い戻しを受けられる制度です。

 

一定額に関しては、
年齢や所得によって異なります。

 

申請方法については、
加入している健康保険の
窓口に確認してください。

 

2.傷病手当金制度

 

病気で会社を休まなければならないのに、
有給休暇を使い切ってしまった
という場合に利用できます。

 

会社を休み始めて4日目から
最長1年6か月まで、
手当金が支給されます。

 

こちらも、申請については
加入している健康保険窓口に
確認してください。

 

なお、国民健康保険加入者に
ついてはこの制度は利用できません。

 

3.医療費控除

 

一定額以上の医療費を支払った場合に、
確定申告を行うことで

 

支払った医療費の一部が
戻ってくるという制度です。

 

自分または自分と同じ生計の
家族の1年間の医療費が対象です。

 

確定申告の時には、
医療費やその他通院に使った交通費などの
領収書を一緒に添付する必要があります。

 

捨てずにきちんと保管しておきましょう。

 

乳癌は年単位で治療や経過観察を
行わなければならない病気です。

 

医療費の負担は、多くの人にとって
決して軽いものではありません。

 

少しでも悩んだり、
他に制度はないかと疑問に思ったりしたら、

 

一人で抱え込まずに病院など
窓口に相談してみましょう。

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