乳癌のしこりで良性と悪性の違いとは？

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乳癌のしこりで良性と悪性の違いとは？

ここでは、「乳癌のしこりで良性と悪性の違い」
についてお話します。

胸のしこり＝乳癌ではなく、
しこりには良性と悪性があります。

その違いは何なのでしょう？

胸にしこりを見つけた時はすぐに

「乳癌？」

と考えがちですが、実は
良性のしこりも何種類かあるんですね。

全てが悪性のしこりではないとすれば、
その違いはいったい
どこにあるのでしょうか？

そこで今回は、胸にできたしこりの
良性と悪性の違いについて
まとめてみました。

胸に出来たしこりの
良性と悪性の違いは？

胸にできるしこりには、
乳癌以外にも乳腺炎や乳腺症、
乳管内乳頭腫などがあります。

この中で乳腺炎や乳腺症、
乳管内乳頭腫については、
良性のしこりと判断できます。

悪性のしこりが、言わば乳癌なんですね。

では、これらの良性のしこりと
悪性のしこり（乳癌）の違いは
どこにあるのでしょう？

まず、良性か悪性かの
判断をする上で大切なのが触診です。

良性のしこりは表面が滑らかで、
しこり自体も良く動いたりするのですが、
悪性のしこりの表面は

デコボコとしか感じで、
触った感じが岩のような感じがします。

しこりを触った時の感覚の違いで、
良性か悪性かの判断が出来るんですね。

また、しこりの
大きさにも違いが出てきます。

悪性の腫瘍はどんどん
大きくなっていきますが、

良性のしこりは少しずつしか
大きくなりません。

そのためしこりの大きさが
大きい場合には、悪性のしこりの
可能性が高くなります。

その他にも、悪性のしこりには
痛みが無いのが特徴的です。

しこりに痛みがある場合には、
良性のしこりである可能性が高いのです。

このように良性と悪性のしこりには、
少しずつですが違いがあるんですね。

胸にできるしこりは、
悪性と良性、どっちが多いの？

胸にしこりを見つけた時には、
誰もが乳癌を疑ってしまいますよね。

それほどまでに、近年は
乳癌患者が増えているのも事実です。

しかし、実際には胸にしこりが
できた人のおよそ９割の人が
良性のしこりなんですね。

残り１割の人が悪性のしこり、
つまりは乳癌なのです。

この比率を見てみると、胸にしこりが
出来たとしてもそのほとんどが
良性だと言えますよね。

良性のしこりは摘出手術はしないのですが、
ごく稀に悪性のしこりへと
変わる場合もあります。

そのためしこりを発見した時点で、
乳腺外来を受診しておくのが好ましいですね。

このように、胸にできたしこりには
良性と悪性のものがあり、

その違いはしこりの表面や大きさ、
しこりが動くかどうか、などにあります。

乳癌は他の癌と比べてみても、
比較的自分で発見しやすい癌だと言えます。

日ごろからセルフチェックを
行うように心がけ、少しでも早く
発見することが完治への第一歩とも言えるのです。

悪性のしこりは痛みも出ないため、
セルフチェックを行っていなければ
発見が遅れる可能性が高いのです。

胸にできるしこりは、
良性の場合が多いのも事実ですが、
だからと言って放置して良いわけでもありません。

特に４０歳以上の女性は、
乳癌検診と定期的なセルフチェックを
行うことが大切ですよ。

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