乳癌のしこりの感触とは？
ここでは、「乳癌のしこりの感触」
についてお話します。
乳癌の最大の特徴ともいえる
しこりについて実際にどんな
感触なのかよくわからない
という方はいませんか？
しこりという言葉は日常生活では
なじみがなく耳にする機会も
乳癌関連の話題が出るときくらい
しかないかもしれません。
乳癌のしこりがどのような
感じのものなのか
特徴やできやすい場所については
でご紹介しています。
今回は乳癌のしこりが実際には
どのような感触なのかご紹介します。
乳癌のしこりとは？
乳癌のしこりとは、
乳房の中にできるかたまりのようなもので
癌細胞が集まってできた腫瘍です。
悪性腫瘍、つまり乳癌の
しこりの特徴としては
・触ると石のように固く弾力はない
・指で押しても可動性はなく、
周囲の組織とくっついているような感触
・でこぼこしていて突起があるように
ギザギザに感じる
・形があいまいで境界がはっきりとしない
・月経周期によって大きさや
硬さが変化しない
というような特徴があります。
胸にできるしこりは
乳癌だけではありません。
良性腫瘍、つまり乳腺症などの
しこりの特徴は
・指で押すと逃げるような感触
・弾力がある
・月経周期によって大きさや硬さが変化する
という特徴があります。
乳癌のしこりが指で触知できる
大きさは１ｃｍから２ｃｍほどまで
大きくなってからです。
乳癌早期のしこりは痛みがありませんが
進行してくると痛みが発生します。
また、乳癌のしこりがある乳房は
全体的に張りを感じることが多いです。
乳癌のしこりの感触はどのような感じなのか？
乳癌のしこりの特徴について
前項でご紹介しましたが、
ここでは具体的な感触についてご紹介します。
乳癌のしこりのたとえは様々ですが、
肉まんの中に梅干しの種を入れたような感触
と表現されることが多いです。
梅干しのたねは硬さや大きさなど
乳癌のしこりとよく似ています。
肉まんの中に梅干しの種を埋め込み、
穴をティッシュなどでふさぐと
乳癌のしこりモデルを
簡単に作ることができます。
そのほかによく例えられる
乳癌のしこりの感触としては
「こんにゃくの上から大豆や小豆を触る感じ」
「マシュマロの中に硬い芯がある感じ」
「毛布の上から野球ボールを触る感じ」
などと例えられます。
ですが、大きさ的に一番わかりやすいのが
肉まんに梅干しの種を入れた感触
でしょう。
ですが、自分でモデルを作ってみなくても
郵便局やドラッグストア、
市役所や保健所に
乳癌のしこりモデルが
おいてある場合もあります。
病院などにも置いてあり、
本物に忠実に作られているため
非常に参考になると思います。
街で見かけたら一度触ってみると
良いでしょう。
文章で読むよりも実際に
触ってみたほうが
感触はわかりやすい
のではないかと思います。
街でモデルを見かけたら
ぜひ触ってみてください。
街にモデルが設置されているのを
見つけられない場合には
肉まんに梅干しの種など
自分で試しやすい方法で乳癌のしこりの
感触に似たものを触ってみましょう。