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乳癌で放射線治療の料金とは?

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ここでは、「乳癌で放射線治療の料金」
についてお話します。

 

乳癌治療は、よく知られた
手術療法以外にも

 

薬物療法や放射線治療を
組み合わせて行います。

 

しかし、放射線治療の
イメージがわかなかったり

 

どれくらいの治療費がかかるのかと
疑問に思ったりする人もいるでしょう。

 

そこで今回は、乳癌治療に
おける放射線治療と
料金についてお話します。

 

乳癌と放射線治療

 

放射線治療とは、
X線や陽子線などの
各種放射線性元素を使って

 

癌細胞に照射し、
癌細胞の増殖を止めたり

 

やっつけたりすることを
目的とした治療です。

 

乳癌治療においては、
主に温存療法術後の
再発予防を目的として行います。

 

乳房が残っているため、
乳房内や近くの脇のリンパ節内に

 

癌細胞が隠れている
可能性があるためです。

 

その他にも、乳癌が骨や
脳に転移した場合は、
症状の進行を抑えたり、

 

症状を和らげたりする目的で
行う場合もあります。

 

放射線治療の回数と期間、副作用

 

ここでは、温存術後の
放射線治療についてお話します。

 

この場合、トータルで25回
もしくは30回の照射を行います。

 

月曜日から金曜日まで毎日行い、
合計5週間から6週間かかります。

 

治療の開始前には、
放射線治療を行う医師の診察や、

 

治療計画を立てるための
画像検査を行いますので、

 

実際は更にプラス
1週間はかかります。

 

治療時間そのものは、来院から
終了まで30分程度で終わります。

 

副作用は、日焼けのような皮膚の
炎症が代表的なものですが、

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乳癌治療で行う程度の照射では、
それほど強い症状は起こりません。

 

放射線治療にかかる料金

 

再発予防の放射線治療の料金は、
25回の照射で約30万円、

 

実際は3割負担ですから窓口での
支払いは10万円ほどになります。

 

この金額は、放射線治療に
関する分のみの金額です。

 

実際は、放射線治療の
前後には各種検査、

 

手術療法、ホルモン療法などが
行われています。

 

そのため、年間で見ると
更に多くの金額を
支払うことになります。

 

乳癌 ホルモン治療 費用

 

でもお話しましたが、
治療費の支払いに関しては、
制度を活用することが大切です。

 

高額療養費制度を活用することで
年間の自己負担額を
減らすことができます。

 

放射線治療は、温存術を
受けた場合は特に欠かせない治療です。

 

抗がん剤治療などに比べると
治療期間は短く、料金も安いです。

 

しかし、放射線治療は
乳癌の診断初年度に行うため、

 

他の治療代と合わせた
年単位での支払いで考えると
高額になってしまいます。

 

病院では、患者が治療や
生活をしていくうえでの困りごとの

 

相談にのってくれる
窓口が用意されています。

 

治療費に関しても、
困ったり悩んだりしたら
まずは相談してみましょう。

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