MENU

20代の乳がん発症率とは?

スポンサーリンク

ここでは、「20代の乳がん発症率」
についてお話します。

 

乳がんは女性特有の病気であり、
乳がん検診の受診を勧める
ポスターや広告を街でも多く見かけます。

 

ですが、20代や30代など
若い方は乳がんと聞いても
いまいちピンとこない方が多く

 

「乳がんという病気は
他人事のように思えてしまう」

 

という声も多いようです。

 

ですが、稀に乳がんは
20代の若い方にも
発症することがあります。

 

今回は20代の乳がんの
発症率についてご紹介します。

 

乳がんの年代別の発症率とは?

 

乳がんの患者さんは
年々増加傾向にあります。

 

乳がんは女性ホルモンの
過剰分泌と関連していると
言われており、

 

欧米化した食生活や不規則な生活習慣が
乳がんの患者数を増やしている
と考えられています。

 

乳がん患者で一番多い年齢層は
40〜50代とされ、
乳がん患者の97%をしめていますが

 

残りの3%は20〜30代の
若年層に見られます。

 

「若年性乳がん」

 

と言って若い人でも乳がんになることが
わかってきています。

 

どうして若くても乳がんになるの?

 

がんといえば40代以上の病気と
認識されがちで、

 

20代から30代でがんになる方が
少ないことから若年性のがんは
あまり認知されていないようです。

 

どうして若いのに乳がんに
なってしまうのでしょうか。

 

・食生活の欧米化

 

先ほども少し述べましたが、
昔に比べると
日本人の食生活は欧米化してきています。

 

日本の伝統的な食事では
野菜の摂取量が多く、
食物繊維をしっかりと摂取していました。

 

しかし、欧米から
肉中心の食文化が伝わり、
ファストフードや化学調味料など、

 

体にあまりよくない
食生活が浸透しています。

 

乳がんだけではなく生活習慣病全体の
患者数が増えているのですが

 

欧米化した食生活はホルモンバランスを乱す
など、がんの発生の
原因となってしまうのです。

 

実際にアメリカでは6〜7人に
一人が乳がんになるとされており、
その罹患率は日本の3倍ほどです。

 

・女性ホルモンの分泌の変化

 

生活習慣や食生活の変化などによる
初潮年齢の低年齢化や
妊活の低年齢化により

スポンサーリンク

女性ホルモンに暴露される
期間が長くくなっていることも

 

乳がんの若年化に
つながっているとされています。

 

また、女性の社会進出により結婚や
出産の年齢が高齢化していることも
原因の一つとされています。

 

・遺伝的要素

 

家族や親せきに乳がんになった
人がいる場合には

 

若いうちから定期的に
乳がん検診に通う必要があります。

 

乳がんは

 

「家族性の病気」

 

と呼ばれており、近親者に乳がんに
なった方がいる場合には
発症率が高まるとされています。

 

若年性乳がんの予後

 

若いうちに乳がんになると
予後はどうなのでしょうか。

 

若い人は細胞分裂が盛んなため、
がんの進行も早くなってしまいます。

 

若年性乳がんでしこりを
発見した時の大きさの
平均は約3cmと

 

かなり大きくなってから
発見されている場合が多いようです。

 

また、若い人は乳がんへの危険意識が低く
健診を受診している人が少なく、

 

乳房の自己触診をしている人も
かなり少ないため
発見が遅れがちになってしまい、

 

発見時にはかなり進行して
しまっていることも少なくないです。

 

若年性乳がんでは皮膚の炎症や
えくぼのようなくぼみなどの
皮膚症状が現れないことが多く、

 

見た目からの病変が見つけにくい
ことも発見が遅れてしまう原因です。

 

一般的に若年性乳がんの予後は
あまりよくないとされています。

 

進行が早く、発見が
遅れがちであることが
原因の一つです。

 

特に若年性乳がんでは
トリプルネガティブという

 

予後のあまりよくないタイプの
がんが多いです。

 

ですが、日頃から乳房の自己触診をしたり
乳がん検診を受けていれば早期発見できる
可能性も高くなってきます。

 

近親者に乳がんの人がいる場合には
20代でも乳がん検診の
受診が推奨されています。

 

また、規則正しい食生活と
生活習慣を心がけホルモンバランスを
できるだけ乱さないようにすることで

 

乳がんの予防には
効果があるとされています。

 

自分の食生活や
生活習慣も見直してみましょう。

 

20代で乳がんになる可能性は誰にでもあり、
乳房の変化には日々気を遣うことが必要です。

 

心配な方は乳がん検診を受けてみましょう。

スポンサーリンク