乳癌の原因がブラジャーなんて事があるの?
ここでは、「乳癌の原因がブラジャーなんて事があるのか」
についてお話します。
女性特有の癌として知られる乳癌ですが、
その原因は様々です。
ブラジャーをつけると
圧迫感がありますが、
乳癌の原因としては関係あるのでしょうか?
今回はブラジャーの着用や
つけ方の違いが乳癌の発症と
関係しているのかについて
ご紹介します。
乳癌の原因は?
そもそも、乳癌の原因は何なのでしょうか。
・エストロゲン
エストロゲンとは女性ホルモンの一つで
乳癌発生原因の約60%を占めていると
されています。
過剰分泌や長期間の暴露によって乳癌の
発癌性が高まるとされています。
エストロゲンが過剰分泌
してしまう原因は生活習慣の乱れです。
夜型の生活や目の酷使、
カフェインの摂取過剰は
エストロゲンの過剰分泌につながります。
また、大量飲酒による肝機能障害も
エストロゲンの過剰分泌につながります。
・初潮が早い、閉経が遅い
初潮が早く、閉経が遅い人は
エストロゲンの暴露期間が長くなるために
乳癌の発生リスクが高まります。
・出産経験
出産経験がないとエストロゲンに
暴露される期間が長くなります。
妊娠するとその期間生理が
来ないわけですから、
その分エストロゲンにさらされる
期間が少なくなります。
子供をたくさん産んだ方が
乳癌になりにくい
といわれるのはこのためです。
・遺伝
血縁者に乳癌になった人がいる場合、
乳癌になりやすい遺伝子を
持っているということになるため、
乳癌にかかる確率は高くなります。
ブラジャーと乳癌の関係は?
「ブラジャーをつけると
乳癌になりやすくなる」
と聞いたことはありませんか?
実はブラジャーをつけることによる
圧迫が乳癌の発生と関係しています。
ブラジャーをつけるとわきの下付近も
締め付けられます。
わきの下付近にはリンパが流れており、
体の毒素の排出にかかわっています。
一日のうち長い時間をブラジャーを
つけて過ごすことでリンパの流れが滞り、
毒素が溜まりやすくなってしまいます。
溜まった毒素が原因で癌細胞が
発生してしまうこともあるため、
ブラジャーの長時間の着用は乳癌の発生に
関連しているとされています。
しかし、ブラジャーのつけすぎだけで
癌が発生することは稀であり、
ほとんどの場合にはそのほかにも
生活習慣や遺伝などの原因が
合わさって乳癌が発生します。
ですが、ブラジャーの長時間の着用で
リンパの流れが悪くなるのは事実ですので
締め付けが強すぎるブラジャーの着用や
夜間の着用は避けたほうが
いいかもしれません。
ブラジャーは血液やリンパの流れを
悪くしてしまい、
毒素のうっ滞につながります。
ですが、毒素がうっ滞するのは
締め付けが強すぎる場合であり、
正しい方法で着用していれば
それほど締め付けは強くならないはずです。
今一度、ブラジャーの正しいつけかたを
見直して、リンパの流れをできるだけ
妨げないようにしましょう。
夜間の着用は避け、
リンパを流すマッサージを行うとよいでしょう。