乳がんが2センチになるまでの時間とは？
ここでは、「乳がんが2センチになるまでの時間」
についてお話します。
乳がんが２センチの大きさに
成長するまで、どれぐらいの
時間がかかるの？
４０代以上の女性に多く発症している
乳がんですが、セルフチェックで
発見できるしこりの大きさは、
１〜２センチ以上になっている
場合がほとんどです。
そこで今回は、乳がんが２センチの
大きさになるまでにどれぐらい
かかるのかについてまとめてみました。
乳がんが２センチ以下で
発見されると完治しやすい？
乳がん患者が増加傾向にあることで、
厚生労働省では４０代以上の女性は
２年に１度は乳がん検診を受けるように
推奨していますよね。
乳がんは他の癌と比べると、
比較的自分で発見しやすい癌でもあります。
そのため自宅でのセルフチェックも
同時に勧めているのですが、
それでも乳房のしこりに気付いた時には、
すでに２センチ以上の大きさに
なっていることが多いのです。
乳がんは、早期発見さえできれば
完治が可能な病気でもあります。
乳がんを患ったことによる影響が
一番少なく、そして病気になる前の
生活に近い状態までに回復するためにも、
乳房のしこりは２センチ未満で
発見することが一番ベストなのです。
しこりの大きさが２センチ以下での
早期発見の場合、ステージ０もしくは
ステージ１で早期がんの段階での
発見となり、リンパ節にも転移がない
状態ですので、完治しやすくなるのです。
乳がんが２センチの大きさになるまでに、
どれぐらいかかるの？
乳がんは、
「比較的進行がゆっくりしている癌」
だと聞いたことはありませんか？
そのため、実は乳房のしこりが
２センチ以上の大きさになるまでに、
かなりの年月を要するのです。
具体的に言いますと、しこりが
１センチの大きさになるまでに
およそ１０年以上かかります。
もちろん個人差はありますので、
全ての人が１０年以上という
わけではありませんが、
目安として１０年前後必要だと
覚えておくと良いでしょう。
ちなみに、しこりの大きさが
１センチになるまでに１０年以上
かかるのであれば、
２センチ以上の大きさになるまでは
２０年以上かかるかと言われれば、
実はそうではありません。
１センチの大きさになるまでには
かなりの年月を要しますが、
１センチから２センチまでの
大きさになるためには、
実は２年もかからないのです。
そのため、２年に１度の
乳がん検診が推奨されているんですね。
なお、毎月自宅で行う
セルフチェックで注意深く
触っていれば、
乳房にできたしこりが
５ミリぐらいの大きさになる頃から
わかる人もいます。
ですので、定期的なセルフチェック
および乳がん検診は
とても重要だと言えますね。
このように、乳がんは２センチ以下の
大きさで発見することができれば、
完治ができる病気でもあります。
少しでも早期発見に繋がるように、
４０代以上の女性は２年に１度は
乳がん検診を、
そして自宅でも月に１回ぐらいは
セルフチェックを行うようにしましょう。
なお、４０歳以下の女性でも
乳がんになる可能性は十分にあります。
そのため乳がん検診は別としても、
自宅でのセルフチェックは行うに
越したことはありません。
自分の身体は自分で守るものです。
毎月１回は鏡の前でセルフチェックを
行うようにしたいものですね。