乳癌ステージ4の余命とは？
ここでは、「乳癌ステージ4の余命」
についてお話します。
乳癌でステージ４と診断されたら、
残りの余命ってどれぐらいなの？
乳癌は、近年女性に増加傾向にある
病気のひとつでもあります。
中でもステージ４は、乳癌が
最も進行した状況であることを示します。
そこで今回は、乳癌でステージ４と
診断されたときの余命
についてまとめてみました。
乳癌でステージ４と
診断された場合の余命は？
乳癌でステージ４と診断された場合、
癌が骨や肝臓などに転移した
状況であることを意味します。
そのため、ステージ４まで
進行してしまった場合には、
根治を考えるよりもまず、
どうやって癌とうまく共存していくか
が大切になってきます。
そう、ステージ４は実は末期癌
とも言われる状態でもあるんですね。
一般的に乳癌でステージ４まで
進行してしまった人が延命治療を
続けていく場合、
余命は１年〜５年となります。
しかし
でもお話させて頂きましたが、
乳癌のステージ４での５年生存率は
３０％以上と、比較的高い
生存率でもあるんですね。
５年生存率とは、乳癌を
治療していく中で５年後に
どれぐらいの人が生きているのかを
示した数値なのですが、
簡単に言えば乳癌でステージ４まで
進行してしまった場合でも、
１００人中３０人前後が
５年後でも生きていることになります。
そのため、ステージ４まで
進行してしまった乳癌と、
どうやってうまく共存していくか
によって、その後の余命が
決まってくるのかもしれませんね。
乳癌でステージ４まで進行した場合、
手術は出来ないの？
癌の治療と言えば、手術や
抗がん剤が一般的でもありますよね。
手術で癌細胞を取り除けば、
根治できると思っている人も
多いはずです。
しかしながらステージ４まで
進行してしまうと、骨や肝臓などの
臓器に転移してしまっている
状態ですので、手術で全ての
癌細胞を取り除くことは不可能なのです。
また、ステージ４の人が手術を
受けるということは、
もちろんそれ相応に危険も伴います。
手術を受けて一部の癌細胞を
取り除いたとしても、
一時的に体力をかなり消耗しますし、
もちろん抵抗力も
弱くなってしまいますよね。
そのタイミングで体内に存在している
癌細胞が進行を早めて
大きくなってしまったり、
その他の臓器に転移する
ことだって考えられるのです。
そのため、ハイリスクな手術は
あまりオススメは出来ません。
ステージ４までくると癌細胞を
全て取り除くことよりも、
癌細胞とうまく付き合っていく
方法を見つけることが、
結果的に余命を
延ばせることに繋がるのです。
このように、乳癌でステージ４まで
進行してしまった場合には、
一般的な余命は１年〜５年となります。
しかし、癌細胞とうまく付き合って
共存していくことができるようになれば、
余命はもっともっと伸びていきます。
乳癌は他の癌と比べると、
比較的生存率の高い癌でもあります。
希望を捨てず、癌細胞と共に
生きていく治療法で少しでも
余命を伸ばしていきませんか？