乳癌が再発の余命とは?
ここでは、「乳癌が再発の余命」
についてお話します。
乳癌は再発しやすい病気でもありますが、
再発した時の余命はどれぐらい?
乳癌を患った人のおよそ
3割程度の人に再発が
起きるデータが出ています。
そこで今回は、乳癌が再発した時の
余命などについてまとめてみました。
乳癌の再発の仕方は?
1度乳癌を患うと、治療後も長期間に
渡って再発していないかどうかを
チェックしていくことが大切です。
最初の乳癌発覚から手術や抗がん剤、
放射線治療など一通りの治療を終えた後、
5年後や10年後にも
再発する可能性もあります。
乳癌が再発する場合、
でもお話させて頂きましたが、
再発の種類には2種類あるのです。
まずひとつ目が、手術などによって
一度は手術などで治療をした
場所で再発する事です。
これを「局所再発」と呼んでいます。
もう一つは治療を行った乳房ではなく、
肺や骨などで癌が見つかった時です。
これを「遠隔転移」と呼んでいます。
乳癌が再発する場合は、
この2種類のどちらかになるわけですね。
乳癌が再発した時の余命は?
乳癌が再発する場合、
「局所再発」と「遠隔転移」の
どちらで再発したかによって
余命が変わってくると考えて下さい。
まず「局所再発」の場合は、
最初の乳癌の治療後から定期的に
検診を受けていることもあってか、
早期発見で再発が
見つかることがほとんどです。
最初の乳癌での治療と同じく、
早期発見さえできれば手術で
取り除くことが可能ですよね。
そのため「局所再発」だった場合は、
再び完治を目指すことができるのです。
その一方で「遠隔転移」での再発が
起きると、それは乳癌が全身に広がって
しまった状態を表しているのと
同じなのです。
そのため、癌が見つかった場所だけを
治療したとしても、その他にも次々に
癌が身体の至るところで再発する
可能性があるため、
手術での治療は意味を持たないのです。
また、「遠隔転移」で再発した場合は、
癌の発見そのものが遅れがちに
なってしまうことが多々あります。
そう考えると、かなりリスクの
高い再発の仕方だと言えるのです。
ですので「遠隔転移」での再発の
場合には、余命を心配する人も
多くなります。
一般的に「遠隔転移」での再発時の
5年生存率は30〜10%ですが、
もちろんホルモン療法などが効果を
発揮すれば、もっともっと
長生きできる可能性もあります。
再発しても諦めることなく
治療に専念したいものですね。
このように、乳癌は比較的
再発しやすい癌ではありますが、
再発したからと言って余命を
心配する必要はありません。
治療法が一つでも残っている以上、
希望を捨てずに常に前向きに治療に
専念していくことが大切です。
自暴自棄になることのないよう、
今を精一杯大切に生きていくことが大切ですね。