乳癌が再発の生存率とは?
ここでは、「乳癌が再発の生存率」
についてお話します。
乳癌で治療後に、数年経ってから
再発した場合の
生存率ってどれぐらいなの?
乳癌を患い、手術や薬物療法などで
治療を終えたはずなのに、数年後に
再発した!
なんて話しも良くあります。
そこで今回は、乳癌が再発した
場合の生存率についてまとめてみました。
乳癌が再発することってあるの?
乳癌は、比較的早い段階で
発見することが出来れば、手術などの
治療によって回復することができます。
また早期発見後の治療であれば、
5年生存率はかなり
高い数値を示しています。
では、乳癌の治療を終えたはずなのに、
数年経ってから再発する
ことってあるのでしょうか?
結論から言えば、もちろん
再発する可能性は十分にあります。
例えば、手術の際に癌細胞を
全て取り除くことが出来ていなかった場合、
再発するのは当たり前と
言えば当たり前ですよね。
目に見えないぐらい小さな癌細胞が、
数年経ってから発見されることも
多々あるのです。
再発の種類には2種類あり、
手術などによって治療を施した場所で
再発した場合を
「局所再発」
と呼んでいます。
また、治療した乳房ではなく
肺や骨などで癌が発見された場合には、
「遠隔転移」
と呼び、再発した場合の呼び名
自体も変えて区別しています。
乳癌が再発した場合の生存率は?
乳癌は再発率が高いため、
治療後も長期間に渡って再発が無いか
どうかを定期的にチェック
していく必要があります。
そのため、最初の乳癌の治療から
10年が経っているからと言って、
再発の可能性が無いわけではありません。
10年以上経過した後に
再発する可能性も十分あり得るのです。
局所再発で発見された場合には、
定期的な検診を行っていることもあって、
比較的早い段階で再発を
発見することができます。
早期発見さえできれば、
再び手術等で取り除くことができます。
問題なのは、遠隔転移で
再発した場合なんですね。
この場合は局所再発よりも
発見自体が遅れがちになって
しまうことから、リスクの高い
再発と考えられます。
遠隔転移で再発してしまった場合の
5年後の生存率は30%〜10%と、
かなり低めになってしまうのです。
このように、乳癌は手術などで
治療が終わった後でも
安心できない病気でもあります。
再発の可能性が高いことから、
治療後も定期的な検診を
受け続けることが大切なのです。
たとえ再発したとしても、
局所再発であれば早期発見が
しやすいため、回復する可能性も
非常に高くなります。
問題なのは遠隔転移での再発です。
遠隔転移で再発した場合には生存率も
グンと下がってしまうため、
定期的に確認しながら、再発のリスクを
できるだけ減らす努力も大切ですね。