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乳癌検査は何科を受診するの?

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ここでは、「乳癌検査は何科を受診するのか」
についてお話します。

 

乳癌検診のポスターや広告を
見かけたことはありませんか?

 

乳癌になる人は年々増加傾向にあり
ストレス社会や欧米化した

 

食生活習慣など様々な
誘因があるようです。

 

乳癌検診を受けたいと思ったときや
自分の乳房に異変を感じた時には

 

何科の病院で検査を
受けたらよいのでしょうか?

 

今回は乳癌の検査を受けるには
何科の病院を受診する必要があるのか
検査実施機関についてご紹介します。

 

乳癌検診を受ける場合には
何科に行けばいいのか?

 

30歳以上の女性には定期的な
乳癌検診の案内が届きます。

 

済んでいる地域にもよりますが、
2年に1度、または毎年健診の案内が届く
地域もあるようです。

 

地域からとどく乳癌検診案内をもって
健診を受ける場合には

 

居住している地域の健診センターや
病院が指定されます。

 

指定された機関では触診、問診、
視診の他にエコー検査、
マンモグラフィー検査などが行われます。

 

ここで乳癌が疑われるような
所見があった場合には

 

精密検査が必要になるため、
後日用精密検査の案内が届きます。

 

再検査となった場合には
乳腺外科、外科、のある
総合病院の受診が必要になります。

 

ここで注意したいのが、
乳癌は女性の病気であるために

 

婦人科を受診しそうになりますが、
乳癌の場合には外科の受診が必要になります。

 

病院によってはスタッフが女性のみの
女性外科を設置しているところもあります。

 

乳腺専門医のいる医療機関を選ぶと安心です。

 

また、健診以外の時期に自分の
乳房に異変を感じた時にも
乳腺外科や外科の受診が必要になります。

 

乳癌の治療が婦人科ではない理由とは?

 

乳癌の治療経験が豊富とされる
乳腺専門医の多くは外科、内科、
産婦人科、放射線科を診療科目としており、

 

日本乳癌学会のサイトで
氏名や勤務先の病院を検索できます。

 

乳腺専門医が外科、内科、産婦人科、
放射線科を診療科目とするには
理由があります。

 

・乳癌治療の基本は外科的手術が基本

 

乳癌と診断された場合の治療の基本は
乳房温存術、乳房切除術
といった外科的治療です。

 

手術を行うのは外科医ですから、
乳腺専門医が外科を診療科目
とするのは納得ですね。

 

・放射線療法

 

乳癌の進行ステージによっては
手術の前後に、癌を小さくするためや

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残った癌細胞を死滅させるために
放射線療法を行います。

 

手術後の放射線照射は
乳癌の再発率を下げる効果があり、

 

放射線治療は当然のことながら
放射線科で行われます。

 

そのため、乳腺専門医は
放射線科にもいるわけです。

 

・化学療法

 

乳癌の進行ステージによっては
手術の前後に、

 

また、進行している
癌や高齢者の場合など手術療法が

 

不適合となった場合に、
抗癌剤を使った化学療法が行われます。

 

抗がん剤には副作用があり、
脱毛や吐き気、白血球数の低下による

 

感染症にかかりやすい状態
になってしまうことがあります。

 

このときの副作用への対処には
内科の医師の力が必要になります。

 

そのため、乳腺専門医は内科にもいます。

 

・内分泌療法

 

乳癌の原因のうち、女性ホルモンの
エストロゲンの過剰分泌は
大きな割合を占めています。

 

エストロゲンによって癌の増殖が
促されてしまう場合もあります。

 

エストロゲンが大きく
関与しているタイプの乳癌は

 

ホルモン療法を用いて
エストロゲンの作用を抑える
治療を行います。

 

ホルモン剤は抗癌剤よりは
副作用が少ないですが、

 

治療期間が長くなり、
投薬内容も個人差が大きく
薬の調整が非常に難しい治療法です。

 

そのため、内科医の協力が
不可欠であるため、
乳腺専門医がいるのです。

 

・分子標的療法

 

癌の増殖の原因となる分子を狙って
その働きを抑えるための投薬を
行う治療です。

 

主にHER2受容体いう
特有のタンパク質を持った乳癌に
用いられることが多いです。

 

この薬剤も内科医によって処方されます。

 

乳癌検診は健診センター、
乳癌が疑われる場合には

 

外科や乳腺外科などがある
病院での精密検査が必要になります。

 

乳癌検査のための診療科は
乳癌治療が行える
病院で行う必要があります。

 

ぜひ参考にしてみてください。

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