乳癌が自壊の症状の時とは?
ここでは、「乳癌が自壊の症状の時」
についてお話します。
乳癌で自壊した場合、どうすれば良いの?
乳癌は最初は皮下に発生した癌細胞ですが、
いずれ成長して皮膚を破って
出てくる場合もあります。
いわゆる皮膚に転移した状態ですね。
そこで今回は、乳癌で自壊した時の
症状や対処法など
についてまとめてみました。
乳癌の自壊ってどんな状態?
自壊とは乳癌が進行し、
どんどん成長して癌細胞が皮膚の
表面にまで出てきた状態の事を言います。
皮膚の表面に露出してくる形状や
大きさはさまざまなですが、
浸出液や出血にも日々悩まされ、
もちろん痛みも伴うのが特徴です。
最初の頃は皮膚の表面が赤くなり、
硬い塊やしこりとして見つけられる
ことがほとんどです。
それが少しずつ潰瘍を作り始め、
次第に浸出液がにじみ出てきたり
出血したりして、患部が
ジュクジュクとし始めてきます。
この段階で細菌感染を起こすことで
悪臭を放ち始めるため、
感染予防に努める必要があります。
その他にも、自壊創が壊死
し始めることで悪臭を放ち始めます。
乳癌患者は、この自壊創の痛みや
悪臭などによって、精神的にも
追い詰められてしまうのです。
特に壊死した癌細胞が放つ悪臭は
とてもひどく、その悪臭が原因で
家から1歩も外へ出たくなく
なったりするぐらいなんですね。
そのため、乳癌が自壊することで
人間関係にも影響が出始めてくるのです。
乳癌の自壊創への対処法
皮膚に露出してきた癌細胞は、
見るも絶えないような状態では
ありますが、まずは自分の自壊創
としっかり向き合うことが大切です。
その上で、
自壊創のケアを行いましょう。
自壊創のケアには痛みも伴いますので、
その痛みを我慢してまで行う
必要があるのかどうかと聞かれれば、
もちろんYESです。
自壊創のケアを行うことで、
臭いが緩和されますし、皮膚障害や
細菌感染の予防ができます。
毎日お風呂に入る時には、綿棒を使って
自壊創を少しずつ丁寧に洗って下さい。
これを毎日行うのと行わないのとでは、
自壊創の厚み自体も違ってきます。
露出してきた癌細胞を直視するのは
過酷なことではありますが、
自分の身体の一部だと考えて、
丁寧にケアを行って下さい。
毎日にじみ出てくる浸出液や出血を、
その日のうちに少しずつ
洗い流していくことで、
自壊創がどんどん分厚くなっていくのを
最小限にとどめることができます。
毎日のガーゼ交換にも痛みを伴いますが、
自壊した場合には特に
重要なポイントになってきます。
自壊創は毎日2〜3回ほど、
ぬるま湯や水で綺麗に洗って
あげると良いですね。
このように乳癌で自壊した場合には、
精神的にも身体的にも、
そして社会的にも追い詰められ
やすくなってしまいます。
まずは自分の乳癌としっかり
向き合って、自壊創のケアを
念入りに行うことから始めてみませんか?
毎日しっかりとケアすることで、
臭いの軽減や細菌感染の予防に繋がりますよ。