乳癌が臭い時とは？
ここでは、「乳癌が臭い時」
についてお話します。
乳癌患者は臭いと聞くけど、これって本当？
乳癌になると、どのようなタイミングで
臭いニオイが出始めるのでしょう？
今回は、乳癌で臭いニオイが出る
タイミングとその対処法などに
ついてまとめてみました。
乳癌で臭いニオイが出るタイミングは？
乳癌患者は臭いと聞きますが、
乳癌だけに関わらず、癌細胞は
どれも独特なニオイを発しています。
中でも乳癌の場合は、皮膚に
転移が起きた場合にニオイを
発することがほとんどです。
皮膚に転移が起きると、
まずは皮膚に赤みができ始め、
まるで虫刺されかのような状態になります。
その後、それがしこりに
変化し始めるのです。
さらにしこりになった後は
皮膚がただれ始め、表面が
ジュクジュクとした状態に変化し、
そこから浸出液がにじみ出たり、
出血が起きる場合もあります。
この段階ではまだ臭いニオイは
発していないのですが、
この出血が起きている場所に
バイキンが入り込んで感染してしまうと、
臭いニオイを放ち始めてしまうのです。
もちろん普通に健康的な人が
同じようにバイキン感染を
起こしたとしても、薬で簡単に
抑え込むことができ、すぐに
完治させることができます。
しかしながら乳癌患者の場合は、
免疫力が低下していたり白血球も
少なかったりして、
完治どころかなかなか治らないため、
臭いニオイもずっと続いてしまうのです。
女性にとって臭いニオイを常に
感じ続けるのには、かなり
抵抗がありますよね。
そのため、皮膚転移を起こした後に
臭いニオイを放ち始めると、
精神的にもキツクなってしまうのです。
臭いニオイに対する対処法は？
乳癌で皮膚転移を起こした場合、
次第に臭いニオイを
発し始めてしまいます。
そんな時には、自分の乳癌と
しっかりと向き合って、毎日患部の
お手入れを行うことが大切です。
毎日にじみ出てくる浸出液と
癌の溶解がある患部を毎日
優しく丁寧に洗って下さい。
朝晩、めん棒やペーパーを使って
しっかりお手入れし続けることで、
臭いニオイもそれほどひどくはなりません。
逆に言うならば、患部を
直視することを避け、毎日の
お手入れをしっかりと行えない人ほど、
臭いニオイは悪化する傾向にあります。
毎日にじみ出てくる浸出液や
癌溶解を洗わずに、ただ単に当て布
などでフタをして過ごしてしまうと、
患部にカサブタができ始め、
そのカサブタが次第に厚みを増していきます。
もちろんこの分厚いカサブタ自体が
臭いニオイを発しているため、
かなり臭い状態になってしまうんですね。
しかも、このカサブタを無理に
はがそうとすると大量の出血を
伴ってしまうので、
カサブタが
出来てしまった場合には、そのまま
放置する事になってしまうのです。
こうなってしまっては、
もう臭いニオイを対処できる
状態ではないんですね。
そのため、しっかりと自分の癌と
向き合って、日々のお手入れを
行うことが大切なのです。
このように、乳癌で皮膚転移を
起こしてしまった場合には
臭いニオイを発してしまいます。
女性にとって臭いニオイは
精神的にも追い込まれてしまいますので、
なるべくならニオイを少しでも
軽減できるように、
患部のお手入れを毎日優しく行って下さい。
乳癌になるまで、自分の身体の
メンテナンスなんて考えたことが
無かった人が多いのですが、
乳癌になった今だからこそ、
今までの分もしっかりと身体の
メンテナンスを行って行けると良いですね。