乳がんの症状でかゆみってあるの?
ここでは、「乳がんの症状でかゆみってあるのか」
についてお話します。
乳がんの初期症状でかゆみってあるの?
近年増え続けている乳がん、
女性ならその初期症状ぐらいは
知っておきたいですよね。
そこで今回は、乳がんの初期症状や
かゆみについてまとめてみました。
乳がんの初期症状でかゆみはあるの?
乳がん患者が増え続けている昨今、
特に初期症状については気になりますよね。
では、乳がんの初期症状に
かゆみは伴うのでしょうか?
結論から言えば、乳がんの
初期症状にかゆみはありません。
これは乳がんだけに限らず、
ほとんどの癌に共通すると言えます。
癌の初期症状でかゆみを伴う場合は、
ほぼゼロだと考えて良いでしょう。
その理由は、癌細胞が体内で1cmの
大きさにまで成長するのに、
実は数年かかるんですね。
また、1個の癌細胞が分裂して
2個の癌細胞になるまでに、
乳がんの場合は約100日前後必要なのです。
そのため乳がんで言うならば、
約1cmの癌細胞に成長するまでに、
およそ8年ほどかかることになります。
8年ほどかけて1cmの癌細胞が
出来上がるとなれば、乳がんの
初期症状自体には、
痛みもかゆみも無いはずです。
痛みやかゆみがあれば、
すぐに気が付くわけですからね。
しかし中には
「乳首がかゆくてたまらない!乳がんかも?」
と、思い込む人も少なくありません。
この場合、乳がんの可能性はほぼゼロに
等しいのですが、どうしてもかゆみが
治まらない場合には、
乳腺外来を受診してみましょう。
ごくまれに乳頭部に湿疹ができ、
その湿疹でかゆみが出る
「バジェット病」
と呼ばれる乳がんの1種の
ような病気もあります。
気になる場合には、
一度病院で診察を受けて下さいね。
乳がんの初期症状について
乳がんの初期症状には、痛みはありません。
早期発見に繋がる手掛かりは、
やはり常日頃からのセルフチェック
にかかっています。
その際、鏡で映る乳房の一部が
へこんでいたり、ひきつれたような
状態になっていたり、
乳頭から血性の分泌物が出たり
した場合には、注意が必要です。
自覚症状が出ないので、自分で毎日
チェックすることが大切なんですね、
もちろん自分で触診して、しこりの
有無やわきの下のリンパが腫れていないか
などもチェックすることが大切です。
乳がんは、毎日のセルフチェックで
早期発見が可能な癌でもあります。
毎日入浴時に必ずチェックをしたり、
40歳を超えたら1年から2年おきに
必ず乳がん検診を受ける事も大切です。
乳がんは早期発見が出来れば、
ほぼ完治できる病気でもあります。
乳房にえくぼのようなものが見られたり、
左右の大きさが違ってきたりしたら、
迷わず病院で診察を受けて下さいね。
このように、乳がんの初期症状で
かゆみを伴うケースはほぼ
ゼロに等しいと言えます。
ただ、ごく稀にバジェット病と呼ばれる
病気もありますので、何か不安に
思う部分があれば、すぐにでも
病院で診察を受けることが大切です。
バジェット病の場合には、
乳頭周辺に湿疹ができたり
ただれたりするのですぐに
気が付くとは思いますが、
湿疹が無くても気になるようなら
受診してみると良いですね。
早期発見が完治への近道になりますよ。