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乳癌が骨転移の生存率とは?

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ここでは、「乳癌が骨転移の生存率」
についてお話します。

 

芸能人の公表などで注目されている乳癌。

 

実際に、乳癌の患者数は増えています。

 

早期発見と早期の治療が望ましいとはいえ、
もしも転移してしまったら
どうなるのだろうと思う人もいるでしょう。

 

今回はその中でも、
乳癌の骨転移についてお話をします。

 

乳癌と転移

 

乳癌は、その腫瘍の大きさやリンパ節、
その他の臓器への転移の有無によって
ステージが決められています。

 

乳癌が骨や肺などの乳房以外の臓器に
転移した場合は、ステージ4に分類されます。

 

癌は、その臓器によって、
どこに転移しやすいかが決まっています。

 

乳癌の場合は、骨、肺、肝臓、
脳の順に転移がしやすいです。

 

骨転移の症状とは

 

乳癌は、乳房に近い骨に
比較的転移をしやすいです。

 

具体的には、頸椎から
背骨(胸椎〜腰椎)、骨盤骨です。

 

なかには、大腿骨や
頭蓋骨に転移をすることもあります。

 

骨転移の代表的な症状は痛みです。

 

頸椎や背骨、大腿骨など
日常生活レベルで頻繁に動かす部位は
どうしても痛みを感じやすくなります。

 

反対に、頭蓋骨などは
転移しても自覚症状がない場合もあります。

 

更には、脊椎に転移することで
中の脊髄が傷ついたり圧迫されたりして、
しびれや麻痺を引き起こすこともあります。

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骨転移した場合の生存率とは

 

乳癌が骨に転移した場合と
肺に転移した場合の生存率を
比較した大規模な研究はありません。

 

一般的に、遠隔転移をしたステージ4の
5年生存率は約30%とされています。

 

しかし、乳癌が転移しやすい臓器のうち
肝臓と脳への転移は、乳癌そのものが
比較的進行した状態で発見されやすいです。

 

骨に転移したとしても、
日常的にあまり動かさない部位に
小さく転移した程度であれば、

 

抗がん剤がよく効いた場合は、
そのまま何年も進行せず
過ごすこともできます。

 

乳癌が骨転移したと聞くと、
かなり病気が進行して大変な状態に
なっていると解釈する人は多いでしょう。

 

しかし実際は、どの骨に
転移したかでも自覚症状は大きく異なります。

 

もしも脊椎に転移してしまった場合は、
半身不随を引き起こす可能性もあるため、

 

今までよりもしびれる、
うまく腕や足が動かせないなど

 

気になる症状はすぐに
主治医に伝えることが重要です。

 

反対に、日常生活に支障が少ない部位に
小さく転移した場合は、

 

治療の効果が出れば何年も
元気に過ごせることもあります。

 

まずは自分の自覚症状を医師にしっかりと伝え、
定期的に病気の進行具合をチェックしてもらい、
骨転移の進行に早期に気づけることが大切です。

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