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乳癌ステージ2aの再発率とは?

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ここでは、「乳癌ステージ2aの再発率」
についてお話します。

 

乳癌は一般的に、早期に発見され
適切な治療ができれば
完治が見込める癌と言われています。

 

では、病気が進行していたら
どうなるのでしょうか?

 

今回は、具体的な病気の進行度と
再発率についてお話します。

 

乳癌のステージ分類

 

乳癌は、乳房にできたしこりの大きさと、
脇のリンパ節の転移の有無、

 

他の臓器への転移の有無
によって進行度が分類されています。

 

おおまかには、次のような分類です。

 

0期

 

乳癌が発生している乳腺の中に
とどまっている早期の乳癌。

 

1期

 

しこりの大きさが2センチ以下で、
脇のリンパ節にも転移していない。

 

2a期

 

しこりの大きさが2センチ以下で、
脇の下のリンパ節への転移がある。

 

またはしこりの大きさが2〜5センチで
脇の下のリンパ節への転移がない。

 

2b期

 

しこりの大きさが2〜5センチで
脇の下のリンパ節に転移がある。

 

3a期

 

しこりの大きさが2センチ以下で、
脇の下のリンパ節に転移があり、
且つリンパ節が癒着している状態。

 

または脇の下のリンパ節転移がなく
胸骨の内側のリンパ節が腫れている場合。

 

あるいはしこりの大きさが
5センチ以上で脇の下や胸骨の
内側のリンパ節への転移がある場合。

 

3b期

 

しこりの大きさや脇の下の
リンパ節への転移の有無に関係なく、

 

しこりが胸壁にがっちりと
固定しているか、皮膚にしこりが

 

顔を出したり皮膚が崩れたり
皮膚がむくんでいるような場合。

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3c期

 

しこりの大きさに関係なく、
脇の下のリンパ節と胸骨の内側の
リンパ節の両方に転移のある場合。

 

あるいは鎖骨の上下にある
リンパ節に転移がある場合。

 

4期

 

骨や肺などの、
他の臓器に転移している場合。

 

ステージ2aの場合の再発率とは

 

では、0期のような早期癌と異なり、
少し進行した2a期の再発率は
どのくらいなのでしょうか?

 

ここでは、5年無再発生存率という、
5年間再発せずに生存している人の
割合を基にお話します。

 

ステージ0:96.3%

 

ステージ1:92.2%

 

ステージ2:81.6%

 

ステージ3:58.4%

 

ステージ0、1の数値の高さから、
いかに乳癌の早期発見は重要かが
わかると思います。

 

しかしながら、ステージ2であっても
およそ8割の人々は
再発をしないで済むとも言えます。

 

厳密にはステージ分類だけでなく、
ホルモン受容体の有無など

 

その人の乳癌がどのような
タイプかも再発率に影響を与えています。

 

数値の上で見ても、
乳癌が早期に発見ができるほど

 

完治が見込める病気
であることがわかります。

 

定期的にがん検診を受けること、
すでに経過観察中の人は

 

決められた検査を
しっかり受けて自分の体調を
管理することが大切と言えます。

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